2007年12月2日日曜日

電脳コイル 感動の、最終回!

危うく泣くところでした。大人になるってつらいですね・・・。つらいこと、苦しいことがたくさんあるから、そこに帰らなくちゃいけない!ってイサコは言って、還って来ました。一見、正反対の性格・立場のイサコとヤサコが、治療用電脳空間の変じた「あっちの世界」を間に置いて繋がっていたという、どんでん返しというか最高の仕掛けが待ってました。傷つけたくない・傷つけられたくないと、自分を周囲に合わせることで結局大事な友達を傷つけてしまったヤサコと、大事な兄のために人間関係を破壊してまで救出にのめりこむイサコ。分かり合えることがなさそうな二人が、永遠に子供のままでいられる空間から生還する感動の最後でした。イサコも少女の象徴のような髪が解けて、兄の死を受け入れ、現実と向き合うことで大人へと向かっていく暗喩をこめた演出でした。

肉体を捨てて電脳体だけの体となってまでイサコを救出に来たオジジは肉体の喪失でnullになりかけていましたが、コイルスノードだったデンスケに導かれて治療空間4423に迷い込んできたチビヤサコと再会し、自我を取り戻す事に成功、その後イサコ救出に成功したわけですが、チビヤサコが可愛らしくもひどいですね。
「オジジは死んだんだよー。ポックリ」
子供は相手のことなどおもんぱかることなく思ったことを口にしますが、オジジも
「思い出した!ワシはこないだ死んだんじゃ!ワッハッハー」
と深刻さを微塵も感じさせません。暗くなりがちな展開に一息つくシーンでもありました。まあ、人間、死ぬのは一度きりですから思い切りのよさも大事かもしれませんねえ。
そして空気のような存在だった父・一郎も内部監査の「手伝い」で愛娘のピンチに駆けつけることで、父親の復権を見せ付けました。

そしてセクスィー担当お笑い担当の原川玉子さん(17)。バイクをレッカーされるとは、すごいボケです。先週の段階で既に駐車禁止の看板の前に堂々と駐車していたわけですが。どうやっても結婚できない実の甥・ハラケンをあきらめ、兄を探す旅に出るタケルに乗り換えたのではないかともっぱらのうわさでした。ショタ道一直線です。近親相姦は免れ得ましたが、教育テレビ的に課題の残る描写でした。

これで本放送は終了してしまいましたが、来週から再放送開始ですし、何と言っても来年元旦には90分枠のスペシャルがあります!今までの復習をしつつ、おせちを食いながらコイルを見る準備をしようではありませんか、タワーリシチ(同志)諸君!

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