2007年9月2日日曜日

宇宙に魅かれる

小さい頃、親の実家に行くと、望遠鏡で木星や土星、月を見せてもらうのが楽しみでした。
東京よりも街灯が少なく空気もきれいなので田舎のほうが夜空にたくさん星が光ってました。
図工の時間に夏休みの思い出を書くという課題で、確かこのときのことを書いた気がします。
星座の話とかはあまり興味がないですが、いまでも満月の夜は帰宅しながら月を見上げて歩く癖が残ってます。「宇宙を調べると、昔の地球のことがわかる」と誰かの言葉があったと思います。光が一年かかって進む距離を「1光年」といいますが、地球から1光年離れた星からの光は、つまりその星の1年前の姿な訳で、遠くの星を観測するほど宇宙の昔の状態が観測されることになります。そういう理由でハッブル宇宙望遠鏡など宇宙の観測が活発に行われているんだと思います。宇宙の誕生はたしか55億年前で、55億光年離れた星を観測できれば、原始宇宙の姿が観測できることとなるはずです。地球誕生のメカニズムが知りたければ45億光年ほど離れた、太陽系に似た恒星・惑星の一群を調べれば何か新しい発見があるのかも知れません。
遠いところを観測することが地球の昔の姿を調べることにつながるというのも興味深いものがあります。

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