2007年9月17日月曜日

今週のオヤジ(電脳コイル)


今週も電脳コイルを見ましたが、後半深刻な展開でどういじっていいのか悩んでたら連休が明けそうな時間になってしまいました。フミエとヤサコが宿題を片付けている傍らで、フミエのペットマトン・「オヤジ」がちゃぶ台を覗き込んでますが、ちょっと背伸びしている姿がとても愛らしいです!そのケツ、触らせてくれ!
ところで劇中劇・『それいけ惑星ココイル』のぬいぐるみがヤサコの部屋にあるわけですが、この対比、なんなんですかね?ぬいぐるみですらぱんつはいてるというのに、オヤジはケツ出してますぜ?

ヤサコのおじいさん、電脳医療なるものに携わる技術職だったんですね。電脳メガネを医療に応用する研究だと思われますが、「心で思い浮かべたものを電脳物質化する技術」=イメージしたものを電脳メガネで表示される空間に反映させる、ということですかね。たとえばこれで寝たきりの人が電脳メガネを媒介として、自分のテクスチャを使って擬似的に外出したりするようなしくみなんでしょうか。電脳幽体離脱とでも言い換え出来そうです。4423(暗号名といってましたが病室番号でしたね)はこの技術の試験中に事故に遭い精神が「あっちの世界」に囚われたままのようです。ところで、ここまで見てくるとカンナが事故にあってしまったとき、イリーガルが電脳ナビに影響を与えたのではないかとハラケン達は調べていましたが、肝試しの最中ハラケンが「あっちの世界」に行きかけた際に実際の体とテクスチャ表示にずれが発生してました。電脳ナビはこのテクスチャを以って歩行者を認識しぶつからないよう車を制御する技術と思われるため、電脳表示と実際の体にずれが生じていたカンナは車にはねられてしまったのではないでしょうか。電脳空間の表示では歩道に留まっていたものの実際は車道に出てしまい・・・。そのため誤作動のログなども取れなかったのではないでしょうか。また、ハラケンが「あっちの世界」の入口のピンク電話で聴いたカンナの声も、電脳の表示と実際の体がずれる過程でサーバーにアップされた、カンナの思考パターンを再現する、精神のコピー体かと推察します。記憶や感情もデータベースとして同時にアップされていて、このデータを基に本人と寸分違わぬ思考を巡らせるカンナの精神のコピーが存在するのではないでしょうか。であればこそ、古い空間へ至る道順をハラケンへと伝えたり日記のパスワードを渡したりすることが可能だったのかもしれません。

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