2011年10月11日火曜日

会社の代表メールアドレスへのスパムをGmailでフィルタリング


会社のメールサーバを管理してるとスパムに悩まされる日々になりますが、今回googleの無料メールサービス・Gmailに代表メールのフィルタリングをしてもらおうという試みを実施して見ました。
用意するのはGmailのアカウント、会社のメールサーバに非公開のメールアカウントです。
サーバ管理ツールはwebmin使用です。
①webminで代表メールアカウントのエイリアスを設定、転送先をGmailにします。ここで自身へのエイリアスを設定しなければ代表メールの受信トレイに来るメールはぜんぶGmailへ転送されます。コピーがもし必要な場合は自身へのエイリアスも設定してください。

②Gmailでも転送設定をします。転送先は会社の非公開メールアカウントにします。元の代表アカウントへ転送設定してしまうと、メールが無限ループで永久転送されるハメになるため、フィルタリング後のメールを受信する非公開のアカウントを作ってください。
GmailはSPAMと判定したメールをフォルダに仕分けして自動的に隔離してくれるため、Gmailから非公開アカウント宛に転送されてくるメールはフィルタを通過したものだけになります。
ただGmailのフィルタも100%ではないので、定期的に迷惑メールフォルダに受信したいメールが入っていないかの確認は必要です。

③代表メールを受信してるマシンのクライアントを設定変更します。受信については非公開アカウントから取得し、送信のみ元の代表アカウントから送信するようにします。これは送信元のメールアドレスを元のまま使用するためと、非公開アカウントを公開しないための設定になります。WindowsLiveメールであれば「アカウントのプロパティ」→「サーバー」タブで、
受信メールサーバーは非公開アカウントのアカウント名、パスワードを入力します。
送信メールサーバーは「このサーバーは認証が必要」にチェックを入れてから送信メールサーバーの「設定」ボタンで元の代表アカウントのアカウント名、パスワードを入力します。

これでメールクライアントの使い勝手はそのままでgoogleのフィルタリングが働いてくれるはずです。

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