2007年8月6日月曜日

今日は何の日?ふっふ~・・・


広島が人類史上、初めての核攻撃を受けて62年目です。
原爆の悲惨さ、平和の尊さなどさまざまに語られているところですのでここでは措きます。
YouTubeにツァーリボンバという兵器の記録映像がアップされています。
ツァーリはTsar、ロシア語で皇帝を意味します。爆弾の皇帝と西側であだ名された、旧ソ連が作り上げた単体としては人類史上最大最強の水爆です。重さは27トン、威力は火薬換算50メガトンで広島を攻撃したリトルボーイの3,300倍。爆心地から58km離れた地点まで人間の致死量に至る熱線を吐き出しました。ソビエト空軍が持つ最大の爆撃機でもこれを積むことが出来ず、半懸垂式にぶら下げて発進しました。
計画当初は100メガトン級の予定であったものの周辺地域や地殻への影響を考慮して半分の威力に抑えたそうです。1961年の実験以降、これほど大きい核兵器の開発はされていませんが、決して憲法9条や反戦団体の運動の成果ではありません。大陸間弾道弾の開発やその多弾頭化、GPS誘導兵器の開発でもっと効率良く都市とそこに住む市民を消滅させる技術が確立したからです。多弾頭で飛んでくるミサイルには、もちろん無防備都市宣言している都市とそうでない都市を選別する機能などついてません。

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