2007年8月29日水曜日

モバイル×大画面=フレネルレンズ


ワンセグ対応携帯電話や動画対応のiPod、東芝のギガビートなどが発売され、喫茶店で待ち合わせする間とか暇つぶしに家で録画した動画を持ち歩いたり、クラブハウスでラウンド中のスイングを検証したりということも一般化してきました。本体の小型軽量化が進みつつ、画面はより大きいものが要求されるという二律背反なスペック盛り込みがメーカーの技術担当者を日々悩ませているとお察しします。この解決策として、フレネルレンズを僕が提唱します。

もしかしてもう搭載してる製品とかあるんですかね。原理は凸レンズです、はい。凸レンズは拡大率に比例して厚みが増えるわけですが、図のように球面の凸側の湾曲をそのままにして内側に向けて段々と高さを変えることで拡大率をそのままにして厚みを抑えた構造をしています。
利点はもちろん厚みを押さえ体積を小さく、板ガラス状に作ることが出来る点です。
これをディスプレイの前面にはめ込むアタッチメントにすれば本体寸法より大きな画面が得られます。
喫茶店でも何人か集まって一台のワンセグ対応携帯電話を覗き込んでる人を見かけます。
そんなときフレネルレンズのアタッチメントを本体に取り付けて大画面が実現できるのはいいアイデアだと思いませんか?
利点があれば反面がもちろんありまして、フレネルレンズを直接覗き込むと同心円状のコアキシャルノイズが見えてしまうことです。画面の中心から渦巻状のギラギラが結構見えます。これはフレネルレンズの球面側の段差が原因なので、目立たなくすることは可能かもしれませんが見えなくするのは不可能かもしれません。それでも安価なオプションならば検討する価値はあるのではないでしょうか。

0 件のコメント:

アフィリエイトならリンクシェア