2007年11月26日月曜日

今週の引きこもりイサコ(電脳コイル25話)

最終回まであと1話、伏線の回収で手一杯と思いきや、「4423がイサコだったんじゃ!」とかこの期に及んで超展開すぎ。ヤサコが幼いころに紛れた古い空間でチッスをした4423は誰なんでしょうか。イサコの兄・信彦の電脳体ならば本体が事故直後に死亡ということなので妹の病室番号を知る余地はなさそうです。意識が「あっち」へ行ってしまったイサコを連れ戻すためのオジジの医療プログラムと偶然会ってしまったんでしょうか。名前もおなじ「ゆうこ」、年齢も一緒だったためにイサコに接した時のスクリプトをヤサコにも実行してしまったんでしょうか。でも「君は僕の子分だ」とか言ってましたよね…。あーワケワカメ。来週まで待ち遠しいなあ。ところでイサコと信彦は大黒市のおじ(伯?叔?)夫婦のところで生活するべく引越しする際に交通事故にあったわけですが、イサコは回復してからおじ夫婦のところに行かず金沢に戻ったんでしょうか。それとも1年前にカンナのところに通路を開いてしまうまで入院してたんでしょうか。母親が入院するからと大黒市に来たのに、回復してすぐ金沢にとんぼ返りなのも考えにくいです。しかしヤサコと1日違いで金沢から転校してきました。1年前にカンナを巻き込んでしまったときはまだ入院中で外泊許可を受けながらキラバグ集めと通路を開く儀式とをこなしていたんでしょうか。

 話は変わりますが「あたし4423の恋人になる!」と4423(仮)にチッスをするヤサコは微笑ましいですね。僕も幼稚園の頃「あたし大きくなったら●●君と結婚してあげる」とクラスのめぐみちゃんに言われました。確かブランコから落ちて、頭にけがしてしまったその子をフリーになったブランコがヒットしないよう止めに入ったような気がします。もちろん初恋の相手です。小学校は別になりましたが中学で同じクラスで再会した時は心臓がバクバクしたもんです。何度その名前をノートに書きなぐったことか。まるで般若心経のようでした。席が隣同士のときは頻繁に教科書忘れて見せてもらったり、コミュニケーションをとりたくてスカートめくりとかしてしまいました。いやほんとすいません。ダイチの気持ちはすっごくわかるぞ!俺にはな!修学旅行の時、いやに塩っ辛い唐揚弁当、作ってもらいました。しかし男はやせ我慢、惚れた女の子の弁当がうれしくないはずがない。自分の弁当も食い、かつその弁当も死ぬ思いで平らげ、とってもおいしかったよ、と汗を噴き出しながら精一杯振舞いました。その後別々の高校へ進み僕の初恋は終わったわけです。あのころ、携帯電話なんてありませんから連絡帳で見たあの子の家へ電話する時の緊張感、指が震えるほどです。お父さんとか、弟とか電話に出ると悪いことしてないけど気まずいもんです。でも携帯は連絡帳に載ってないから本人に聞かないと教えてもらえないんで、なんでアンタに教えなきゃなんないのよとか言われたら校舎の窓から飛び降りてしまいそうです。
甘酸っぱい思い出というより胃液がこみ上げてきたような、にが苦しい思い出です。

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